保養の様子を、朝日新聞が取材に来てくださいました。
記事は2016年8月13日の朝日新聞【防災みえ】に記載されたものです。
〜ふくしまうきさとなつやすみ5終了しました〜 (第12回 2016/8月10日〜17日)
2011年3月の東日本大震災後、福島第一原発事故が起き関東、東北の広い地域に放射能が降り注ぎ、こどもを持つ親御さんたちはこどもの健康を考えてどうすればいいかを模索されていました。当会は2011年の冬から何かできることをと、放射能を気にして外で思いっきり遊べない子ども達や、外に洗濯物を干せないおかあさんのために、学校の長期休みを利用した保養キャンプを企画実行してきました。
セシウムなど放射能の性質を考えたとき、長いスパンで支援が必要と思われますが、マスコミや福島の現状を見るとすでに終息したもののようになってきて、当初のような関心も徐々に薄れる傾向になってきています。
日頃から活動を温かく見守っていただいている方々、そして今回の保養に対し募金や食材又はボランティアでたくさんの方々にご協力いただきましたことは何よりの励みになり、たいへんありがたく感謝でいっぱいです。
昨年と同様今年の夏も松阪市うきさとで16名の方々を呼んで保養を開催することができました。里山のきれいな空気を思いっきり感じていただいたりまた、伊勢神宮にも殆どの方がお参りに立ち寄られて行かれました。
三重に来られる参加者との新しい出逢い、そして今まで繋がった方々との楽しい時間はその趣旨をもう一度考えた場合非常に重いということに気づかされます。
長い夏休もそろそろ終わり、子ども達はまた学校へと戻って行きます。元気に遊び、学び、そしてこれからの未来のために大きくなって欲しいと願っています。 保養活動の成果は数字や目に見えて分かる物ではありませんが、これからの原発に対する安全性や必要性などもみんなで考えて、活動を通じて今後の日本のありかたについて考えていかなければならないと思います。
どうか今後とも変わらぬご支援ご協力をいただきますよう、心からお願いいたします。
ふくしまいせしまの会
今年も暑〜い夏がやってきました!
そして今年もみなさまの夏の暑さにも勝る応援のもとで、保養を開催することとなりました。
今回はキッズリフレッシュ21基金様より助成金もいただけました。
そして、映画の自主上映会やチャリティーワークショップなどで集めていただいた募金も加えさせていただきました。どうぞ保養に来てリフレッシュしてくださいね。
お食事はことしも安全安心な野菜を中心にしたからだを元に戻す事を考えた食事を提供して行います。
今年は中学生から1歳児までと幅広く、そして福島及び関東からの参加となりました。
澄んだ山の空気を思う存分吸い込んで川の流れの音に耳を澄ませて1日を過ごしてくださいね。
ボランティアも募集しています。ナビゲーションの保養とはのところで保養について書かせていただきました。なぜ5年目にして保養が必要か、放射能の性質を今一度考えていただければと思います。